最大発電能力50,000KWのバイオマス発電所は、東日本最大級です。自然条件に左右されやすい再生可能エネルギーの中でも、バイオマス発電は24時間電源が供給可能な「ベース型電源」に分類され、発電した電気は、主に東日本の企業・自治体・一般のご家庭等に広くお届けしております。

設備概要

木質チップ受入棟

密閉式の棟内にて、木質チップを運んできたトレーラーを、トラックスケールと一体になったダンパーを使って最大55度まで傾けて受入します。

木質チップ受入棟

ペレット受入棟・石炭PKS受入棟

木質ペレット・PKS・石炭についても、受入棟は密閉式になっており、ダンプ車を使って受入しています。

ペレット受入棟・石炭PKS受入棟

燃料運搬コンベア

各燃料を運ぶコンベアはすべて密閉式です。

燃料運搬コンベア

燃料タンク

発電所構内には木質チップは約2日分、木質ペレットは約3日分のバイオマス燃料を保管しています。

燃料タンク

循環流動層ボイラー

全高45mにも及ぶボイラーは、熱による金属の膨張・収縮の影響を避けるため、81本のロッドで吊り下げられています。

循環流動層ボイラー

タービン・発電機

タービン

ボイラーで作った高温高圧水蒸気を内部にある多段ブレード(羽)にあて、高速で回転させます。タービンへ送られ仕事を終えた蒸気は復水器で冷却・凝縮され再びボイラー給水として循環使用されます。

発電機

タービンの回転エネルギーを同軸で受け、最大50,000kWの出力で発電します。

タービン・発電機

冷却塔

蒸気タービンの排気蒸気や各設備で熱交換に使用した水を冷却しています。

冷却塔

中央操作室

発電所を24時間体制で運転制御しています。

中央操作室